長友佑都

長友佑都

 

所属チーム インテル・ミラノ(イタリア)

 

略歴

福岡の名門、東福岡高校出身。その後明治大学に進学し、サッカーを続けるものの、始めは控え選手であり、ヘルニアを患うなど、順調なキャリアではなかった。しかし、ヘルニア克服のため始めた体幹トレーニングにより、ヘルニアを解消しただけでなく、プレーの質も向上。その結果、FC東京特別指定選手となる。FC東京ではすぐに頭角を現し、レギュラーに定着。代表にも呼ばれるようになる。明大卒業後はFC東京で活躍を続けた。

南アフリカワールドカップ後、ACチェゼーナ(イタリア)に移籍。イタリアのサッカーに適応しつつ、結果を出すと、その半年後には名門インテル・ミラノへの移籍を果たす。現在はインテルでの出場試合数は100を越え、キャプテンマークも巻くほどの中心選手となった。代表でも左サイドバックのレギュラーの座を守り続けている。

 

プレーの特徴

・小柄ながら、抜群の体幹を持ち、当たり負けしない

・90分間落ないスピードとスタミナ

 

総評

日本で最初にビッグくらぶへの移籍を果たした選手。経歴を見ると、日本代表選手の中では異色であることが分かる。彼の特徴といえば、やはり体幹であろう。それに関する著書も発売されているほどである。あれだけのスピードとスタミナを持ち合わせた選手はほかにいない。2011年のアジアカップ決勝・オーストラリア戦では延長までもつれ込む中、長友のスピードとスタミナは落ちることがなく、李忠成のボレーをアシストしたのは印象に強い。