岡崎慎司

岡崎慎司

 

所属クラブ マインツ

 

略歴

高校サッカーの強豪、滝川第二高校を経て、清水エスパルスに入団。入団当初はチームでもFWとして8番手、9番手程度の選手であったが、自身の武器である裏を取る動き、豊富な運動量を磨き続けた結果、チームのエースになるだけでなく、日本代表にも定着。南アフリカワールドカップ後はドイツのシュツットガルトに移籍。なかなか結果を残せずにいたが、約2年後にマインツに移籍すると、チーム戦術と岡崎の特徴がマッチしたこともあり、大活躍。2年連続2桁ゴールという実績を残した。それに比例して、日本代表における存在感も増していった。

 

プレーの特徴

・オフザボール、特に裏を取る動き

・前線からのプレッシングを90分間続けることが出来る、豊富なスタミナ

・ダイビングヘッドが異様に上手い

 

総評

少年時代にダイビングヘッドの練習をしすぎたせいで禿げてしまったという説があるが、真相は定かではない。

ここ数年で、一番技術レベルが向上した選手のように感じる。数年前までは、飛び出しはうまいがそれだけの選手、という印象だったが、最近はドリブル、クロス、シュートの精度もまずまずのものになっている。代表の攻撃陣においては本田、香川と比べると花がないような印象を受けるが、岡崎の献身的なオフザボールの動きがあるからこそ本田や香川がその持ち味を発揮できていることは明らかであり、代表への貢献度は非常に高い。レスターへの移籍が濃厚とされているが、プレミアでも是非結果を残して欲しいところ。