長谷部誠

長谷部誠

 

所属クラブ フランクフルト

 

略歴

静岡県のサッカー名門校、藤枝東高校から浦和レッズに入団。高校当時は特に目立つような選手ではなかったが、スカウトの目にとまり、レッズに入団することとなる。レッズでは次第に頭角を現し、「和製カカ」とよばれるまでに。2008年、ドイツのヴォルフスブルクに移籍。鬼軍曹・フェリックスマガト監督のもと、ブンデスリーガ優勝を果たす。この頃から日本代表にも定着した。その後も移籍を挟みつつ、ブンデスリーガで活躍を続けている。

代表では2010年から現在までキャプテンを務めている。

 

プレーの特徴

・特徴がないのが特徴。これは本人も言っていることである。

・MF全般、SBと、非常にユーティリティー性が高い。

・たぐいまれなキャプテンシーを持つ。数々のビッグクラブを指揮してきたザッケローニ監督に、「本物のキャプテンはお前とマルディーニしかいない」と言わしめたほど。

 

総評

そのユーティリティー性とキャプテンシーによる日本代表への貢献度は計り知れない。気づいてみれば、キャプテンマークを巻いた試合数は代表で歴代最多。歴代No.1のキャプテンといってもいいだろう。守備面、攻撃面ともに欠点がなく、安心してみていられる選手である。2014年ブラジルワールドカップを境に代表に招集されなくなるのではないかと噂されたが、その後も招集され続けている。それだけでなく、キャプテンマークも巻き続けているということは彼が未だに日本代表に必要不可欠な選手であるということの何よりの証明だろう。