川島永嗣
所属チーム スタンダール・リエージュ(ベルギー)
略歴
大宮アルディージャを経て、川崎フロンターレに入団。第1GKとして活躍する。長らく代表にも呼ばれ続けていたが、楢崎正剛と川口能活という強力な先輩2人がいたため、なかなかレギュラーを取れなかった。
しかし、南アフリカワールドカップの直前の試合でビッグセーブを連発、大活躍すると、楢崎を押しのけてそのままスタメンに定着。本大会でも活躍し、2度目の決勝トーナメント進出に貢献した。
同W杯後はベルギーのリールセに移籍。その語学力の助けもあってか、中心選手として活躍。ベルギーの名門、スタンダール・リエージュへの移籍を果たした。
プレーの特徴
・抜群の瞬発力を生かしたセービング
・後方からの的確なコーチング
総評
南アフリカワールドカップ以来、なんだかんだで代表のスタメンの座を守り続けている。個人的な意見だが、調子の村が曲げしい選手のように感じる。当たる日は「川島が止めてくれる!」と思わせてくれるようなプレーを見せるが、ダメな日は「それは止めてくれよ」と思わせられることも多い。すごいときは本当にすごいのだが…
海外挑戦の年齢は遅かったが、キーパーなのでこれからもしばらく活躍できるだろう。語学力も非常に高く、どこのリーグでもやれるはず。
弱点を挙げるとすれば、キックの精度ではないだろうか。第2GKに抜群のキック精度を誇る西川が控えているだけに、余計に精度の低さを感じてしまうのだ。ここはぜひ改善して欲しいところ。
川島よ、ビッグセーブを連発してあのドヤ顔をまた見せてくれ!